ツボを中心に指圧する場合は、親指を使います。ピンポイントで押す場合は指を立てた状態で
押していきます。(爪はきっておきましょう)
指圧の目的がツボの刺激ではなく筋肉を解す事である場合は、親指全体を押しつけて広い範囲
を刺激します。
ツボ押しは強く押せば効果が高くなるという事にはならないので、適度な強さを心がけます。
文章で「適度な強さ」と言ってもわかりにくいため、実際に計ってみましょう。
キッチン用品のはかり(キッチンスケール)を使います。指で押していき、2キロ以内の強さ
は弱めの刺激となります。皮膚の厚さのあまりない腕などを指圧する場合に適しています。
強めの刺激は4キロ以上になります。2キロから4キロを目安にし、「痛い」と感じる手前位
の強さを基本にしましょう。
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