肩こりとマッサージ

	体のバランスが崩れると一部の筋肉に負担がかかります

椅子に座る際に足を組んだり、片方の肘に体重を乗せたりして姿勢が崩れた状態でいると一部の筋肉に負担が集まり疲労します。同様に寝そべって本を読む事や、あごに手をついてテレビを見たりすることも、肩や首の一部を疲労させてしまいます。 力を入れすぎで疲れた筋肉を休めるために、今度は反対側の筋肉を使い片方を休めようとします。
この状態が繰り返されることで、疲労が蓄積され首や肩こりとなります。 血流は体の隅々まで栄養を届ける役目を行いますが、筋肉が疲労した状態の場合、血流が正しく流れることが困難となります。
その結果として筋肉の疲労物質（乳酸）がたまってきます。
乳酸は、糖分を無酸素の状態で分解すると生じます。 つまり　筋肉の血量低下　→　酸素が十分に行き届かない状態　→　乳酸が発生　→　筋肉が疲労　→　肩こりの症状を自覚　となります。

	肩こりは、筋肉の疲労から

この乳酸は、マラソンなど持久力を要するスポーツ選手には、よく知られているる物質のようで、どの程度まで運動量を上げると、乳酸が多く出るかを調べながら トレーニングするようである。簡単に言うと
ｓ 運動量を強化する　→　呼吸が追いつかず体内の酸素が低下　→　乳酸が発生　→　筋肉が疲労　→　バテる（運動量についていけない）　となる
肩こりが、筋肉の疲労であるなら筋肉を使わなければ肩こりにならないとの考えもありますが、実際はそうでありません。 先ほどのスポーツ選手でいうと、トレーニングを重ねるごとに筋肉が強化され、少ない呼吸（酸素）で筋肉が運動できるようになります。つまり運動完了までの疲労が少なくなります。
運動不足の場合は、運動完了までに必要な酸素が多く必要となるが、呼吸で取り込まれる酸素は同じのため酸素不足となり乳酸が発生するこで疲労となります。 弱った筋肉には、普通の運動が重労働となるわけです。
毎日運動することで一定量の筋肉を維持することができます。